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老けたくない人が知らないと損する、“慢性炎症”という敵

皆さんこんにちは、ReverseAging.Tech 薬剤師の安藤です。

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さて、今回のテーマは「慢性炎症」。

「なんとなく体がだるい」「年齢とともに疲れやすくなった」…そんなお悩みの裏には、“見えない炎”とも呼ばれる慢性炎症が潜んでいるかもしれません。

この記事では、慢性炎症が体に与える影響と老化との深い関係について、わかりやすく解説していきます。

目次

慢性炎症と急性炎症の違い

炎症には、大きく分けて「急性炎症」と「慢性炎症」の2つがあります。

急性炎症は、ケガや感染への自然な防御反応。

たとえば膝をすりむいて赤く腫れるのは、体が修復を始めている証拠です。

炎症を「体内の火事」に例えるなら、急性炎症は一時的な火災。免疫細胞がすぐに駆けつけ、数日〜数週間でおさまります。

一方、慢性炎症は、くすぶる炎がいつまでも消えない状態。

自覚症状がほとんどないまま、細胞や組織にじわじわとダメージを与えていきます。

つまり、急性炎症は短期の修復反応。

慢性炎症は、見えない炎が体に負担をかけ続ける「静かなトラブル」なのです。

慢性炎症が身体に与える悪影響とは?

一見、症状がないように見える慢性炎症ですが、実は体の奥で「静かなダメージ」を与え続けています。

本来は守る役割の免疫反応が、長引くことで暴走。健康な細胞まで傷つけてしまうのです。

たとえば血管では動脈硬化を進め、心筋梗塞や脳卒中のリスクが上昇。関節なら関節リウマチに進行することもあります。

また、慢性炎症は“老化を早めるスイッチ”とも言われています。

実際、高齢者では炎症性物質の増加が、筋力低下や骨粗鬆症、インスリン抵抗性の悪化など、加齢にともなう不調と深く関係していることがわかっています。

さらに、糖尿病・高血圧・がん・アルツハイマー病などの生活習慣病も、慢性炎症が土台になっているケースが少なくありません。

「たかが炎症」と侮らず、日々の生活習慣を見直して、炎症を抑えることこそが健康長寿の鍵となります。

なぜ慢性炎症は起こるのか?―あなたの生活に潜む6つの原因

慢性炎症は、特別な病気がなくても、日々の暮らしの中で少しずつ進んでいきます。

気づかぬうちに炎症を引き起こしている、代表的な6つの習慣をご紹介します。

1. 食生活の乱れ

砂糖たっぷりのお菓子やジュース、白米・パンの食べ過ぎは血糖値の急上昇を招き、炎症を助長します。加工食品に含まれる添加物・トランス脂肪酸も炎症の火種に。
野菜や果物不足も、体の抗炎症力を弱める要因です。

2. 睡眠不足

睡眠は体の修復タイム。
寝不足や質の悪い睡眠が続くと、炎症が残りやすくなります。

3. 運動不足

座りっぱなしの時間が長いと血流が滞り、炎症物質が体にたまりがち。
軽い運動でも炎症を抑えるホルモンが分泌されるので、日常の中でこまめに体を動かすことが大切です。

4. ストレス

慢性的なストレスはホルモンバランスを崩し、免疫機能を乱れさせます。
これが炎症の引き金になることも。
深呼吸、趣味の時間、自然とのふれあいなどで“心の炎症ケア”を。

5. 喫煙と過度な飲酒

タバコは炎症を直接引き起こす有害物質のかたまり。
また、アルコールも過剰になると肝臓に負担をかけ、慢性炎症の原因になります。

6. 肥満・内臓脂肪

特に内臓脂肪は“炎症を生む工場”とも呼ばれ、蓄積すると炎症物質が常に分泌されます。
結果として、糖尿病や動脈硬化などのリスクが上昇します。

日々の小さな習慣の積み重ねが、炎症を生むか、防ぐかを左右します。
無理のない範囲で、ひとつずつ見直していきましょう。

慢性炎症と老化の意外な関係

「炎症性老化」とは?

年齢を重ねるにつれて、体の炎症をコントロールする力は弱まっていきます。すると、体の奥で弱い炎症が続くようになり、これが「炎症性老化」と呼ばれる状態です。

この慢性炎症は、細胞をじわじわと傷つけ、老化を加速させる原因になります。心臓病や認知症など、加齢とともに増える多くの病気も、この“静かな炎”が土台になっていると考えられています。

実際、健康長寿を保つ高齢者は体内の炎症レベルが低いことがわかっており、「炎症の少なさこそが“若さの秘訣”」と注目されています。

細胞ダメージが老化を加速させるー活性酸素

慢性炎症が続くと、体内に活性酸素が増え、細胞に酸化ストレスがかかります。

これはいわば「細胞のサビ」。DNAの損傷や機能低下を引き起こし、新しい細胞への入れ替え能力も衰えていきます。

その結果、臓器や組織の老化スピードが加速し、体のあらゆる部分に不調が現れやすくなります。

肌の老化も“炎症”が関係している?ーAGEs

慢性炎症の影響は内臓だけではありません。

肌の老化にも深く関係しています。

とくに糖分の多い食事で生まれる「AGEs(終末糖化産物)」は、シミやシワ、たるみの原因となるだけでなく、炎症も引き起こします。さらに、炎症が続くことで血行が悪くなり、肌のハリや明るさも失われやすくなります。

甘いもののとりすぎ”は、肌老化の加速スイッチ。注意が必要です。

慢性炎症が引き起こす病気とは?

見えない炎症がくすぶり続けることで、以下のような病気のリスクが高まります:

  • 心筋梗塞・脳梗塞
  • 糖尿病
  • 認知症
  • がん
  • 骨粗しょう症

これらはすべて、慢性炎症によって細胞や遺伝子が傷つき、体のシステムがじわじわと機能不全に陥っていくことで引き起こされます。

慢性炎症への対策とは?

もちろん、抗酸化物質を含む食品や、適度な運動、質の良い睡眠などは、慢性炎症を防ぐための基本的かつ重要な生活習慣です。こうした日々の積み重ねは、長期的に体の炎症を抑えるうえで大切な土台になります。

一方で、すでに炎症状態が慢性化していたり、年齢とともに自己修復力が衰えている場合には、それだけでは追いつかないこともあります

そうしたとき、体の深部から炎症に働きかけ、免疫バランスを整える幹細胞点滴は、生活習慣の延長線とは異なる、もう一段階踏み込んだアプローチとして注目されています。

幹細胞が持つ調整力は、外からの補給ではなく、体の内側の修復システムそのものに働きかけるため、これまでとは異なる実感をもたらす可能性があります。

幹細胞点滴で慢性炎症にアプローチするという選択肢

体の奥でくすぶる慢性炎症。その根本に働きかける新たな方法として、近年注目されているのが間葉系幹細胞(MSC)を用いた点滴療法です。

MSCは、体内を巡りながら炎症のある組織や傷ついた箇所を見つけ出し、そこに集まって炎症をしずめるサイトカインや修復を促す成長因子を分泌します。

さらにMSCは、免疫細胞の過剰な働きをやわらげたり、老化によって溜まりやすくなる炎症物質をまき散らす老化細胞に対しても働きかけ、体の炎症環境そのものを整えることが期待されています。

「年齢だから仕方ない」と我慢するのではなく、体の内側から根本的に立て直すという選択。

幹細胞点滴は、慢性炎症による老化や不調に向き合うための、頼れる新しい一手になり得ます。

幹細胞点滴に少しでも関心がある方や、「自分にも合うのだろうか?」と気になる方は、ぜひオンライン個別相談会をご活用ください。

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